行ってみたかった丹波篠山へ
京都からのドライブ

江戸時代の面影の残る街並みと、
盛りだくさんにものが置いてある店々を巡り
古い建物を改装した宿に泊まって、土地のものをいただいた
夜の街はどこまでも静かで、宿にはテレビがなく、
思い出したくないことは、全部、思い出さなくていいような気がした


体から、自分に必要ないものを抜く作業
なかなかうまくはいかないけれど、
本当はわかってるのよ

非日常は、離れたところから日常を眺める機会をくれる
だから、極端なくらいがちょうどいい

 

なるべく波を立てないでいたいわたしにも、
日々、心のうちでは納得できないことがたくさんある

だれかを思って我慢していれば、
納得しているということになることにも納得していない
それは、なるべくちゃんと言葉にしたいと思っているし
我慢になにかしらの価値があるとしたら、
納得していないと口にするくらいで失われたりはしないと信じている


別に、特別なことを言いたいわけじゃなくて
ボロボロになってしまわないように、
自分に必要なプロセスを、よくよく考えたいなってこと

にしても、思いやりってどういうことなのかしら
永遠のテーマだ

 

 

Half Moon Runの去年リリースのアルバムが、
とっても格好良いことに今さら気がついた
それぞれの曲も良いんだけれど、
通すと、詰め合わせみたいな、贅沢なキラキラ感がある


イヤホンで耳にふたをする
箱のようになった自分のなかで、音楽が反響して、
そして、ふっと消える瞬間が好きだ

そわそわと落ち着かない季節だから、
音を味方につけて