ようやく、ちょっと時間ができたからとまた、作り目 しかも、これまでやったこともないモヘアの細い糸、3本どり色んな糸で色んなパターンを編んで、技術を身につけたいからだけれどいったいどこを目指しているのやら まあ、目指すものなんてきっとなくていい…

たくさんのレターパックを抱えて、郵便局へ全部差出したら、ふわりと気持ちが軽くなり繋がれていた糸が切れた風船みたいに、ふわふわ、散歩 植物も、すうっと通り抜けていく風も、強さがなく広がっていく光も、秋だ しゃがんで、つつましく咲いている花を眺…

先週分の注文の梱包を、なんとか全部終えた朝秋らしい新しいシャツを、おろした 寝ても覚めても働いていた今週をようやく、終える さらに散らかってしまった仕事場を気持ち片づけながら、在庫について考える実際に動いてみないとわからないことは沢山あって…

一週間近く、日記を書かなかったというのはけっこう久しぶりのことじゃないだろうか この一週間、なにをしていたかというと、まあ、朝も夜もなく仕事をしていた休んでいる時間というのが、お風呂くらいなので携帯を持ち込み、LINEでの会話などはそこでほかに…

こんなに余裕がなくなるものか、というくらい余裕のない、日々寝ても覚めても仕事をしている でも、とりあえずいまは根を詰めるときと、腹を括ったわけなので ビルの共有スペースに、即席の撮影セット通りかかった上階の人たちが、お、なんか本格的になって…

恋人と会うのは8ヶ月半ぶり京都の外に出るのは7ヶ月ぶり屋内での外食は半年ぶり 人生の一部がぱたりと止まったような2020年あまりに変わった日常に慄く気持ち半分、何ヶ月ぶりだろうと変わらないものがあることに安心する気持ち、半分 きっとそれほど混んで…

店のそとのスペースここから見える、もさもさした銀杏の木が好きだ やっと、すこしは涼しくなったけれどまだ木々は夏のいろ 銀杏の緑を、視界の端で楽しみつつ商品の三度目のテスト撮影SNSで写真は撮り慣れているつもりでいたけれど、なかなかどうして、うま…

輸入・小売業のわたしにも、繁忙期というものはしっかり存在していていま、それの只中にいる ヨーロッパのギフトを扱う、わたしの仕事は一年がクリスマスを中心に回っているといっても過言ではないクリスマスに向けて、11月には店にものがあってほしい、とな…

愛しのサブ機になる予定の、iPadきちんと触る時間がなくて、しばらく置いていたのだけどようやく動きだした 開封した瞬間には、他人行儀だったのにフィルムを貼ってカバーをつけて壁紙を変え、いくつかの設定をするだけで、自分のものに感じるから不思議だ …

届いたミニカードのセット薄紙で美しくラッピングされていて、中身が見えないので展示用にひとつ開封し、厚紙に貼っていく よし、これで中身をわかってもらえるぞ、と満足したのも束の間まだ、SNSやウェブ用の撮影をしていなかったことに気がついたこのセッ…

『グレーテルのかまど』の再放送8月の『100分de名著』に合わせてなのだろうけれど『モモ』に出てくる“金色の朝ごはん”がテーマで思わず見入ってしまった 金色の巻きパン、かがやくバターとはちみつマイスター・ホラがポットから注いでくれるチョコレート い…

一昨日、ちょっと遠くの花屋さんで買ったよい枝ぶりのユーカリ 店のどこに飾るか、たいして考えずわあ、いいなあ、と即決したきょう自宅から持ってきて、その大きさに驚くそもそも空きスペースがほとんどない店なわけで、どこに置いても、とにかく邪魔なのだ…

臨時休業の店での仕事中そういえば、なにか届いていないかしら、と見に行くとポストの底に、一枚の絵葉書 春以前、たびたびいらしていたお客さんから大阪にお住まいだそうで、状況を思うとなかなか再訪が叶わないということそれから、店のSNSを見て感じてく…

休みの日 お茶を淹れては飲みながら、読みたいものを、読むそのためだけの日が、あってもいい 遠くへ行くことができないとつい、遠くからうちにやってきた、思い入れのあるものなどに、いつもより熱のこもった視線を向けてしまう 3年半前、最初の仕事での旅…

失敗だらけの一日泣きたい気持ちで、デスクに座り自分のための小さな空間に、癒しを求める ストックホルムから、メッセージが届く今いちばん楽しみな仕事、新しいトレーを作る話だ 頭をスウェーデン語に切り替え息を大きく吸って、吐いて、次へ 当初の予定で…

息継ぎの日曜日相変わらずの不眠で生まれた、靄のような眠気を引きずりながら本を読み、ピアノを弾き、靴下のつづきを編んで2時間だけ仕事をする 先週、ひさしぶりにCDを買ったラップトップに取り込むべく、外付けのドライブを探しているうちつい、最近サボ…

重い気持ちと身体にセールで買った、明るいブラウス きょうの京都は、36度もあるらしく冷房が入っているわたしの部屋も、暑い止まない蝉の声は、耳鳴りのようで自分の内側から聴こえてくるような気がする Des Petits Hautsというメーカーはずいぶん前に、ポ…

新しい取引先が、決まった 穴があくほど、ウェブの画像を見て自分で触れて使ってみるべく、実物を取り寄せた慎重に慎重に考えていたはずなのに、ものを見たら、結局即決だった わずか数時間で話が進んでひとまず来週、はじめてのオーダーをすることにイギリ…

毎日飲んでいる薬が、ついに底をつき3月半ば以来の通院 無事に薬を受け取って大通りとは反対の方向に、歩くその病院がある辺りには、まだ、ちらほらと昔からの田んぼが残っている 夏の稲が好きだ青々として、風が吹くと波のようで 水の入った田んぼに寄って…

きのうのこと来週でオープンして三年だからと、お花をいただいた 多分、今年はまだ、どこでも三周年には触れていなくてだから、本当に驚いたわたしにとっては、新しい場所へと踏み出した大切な日だけれどもちろん、ただの小さないち雑貨店の記念日にすぎない…

今年の春夏の一枚、と言えるほどよく着ているブラウスをきょうも、着る いつもと変わらないメイクをいつもと同じように 好きな曲をかけて、頭をからっぽにするいつもの15分 パッケージを見るのは好きだけれどわたしは化粧品を、あまり持っていない気に入った…

どうしようもなく続く雨ブラインドを上げても暗い部屋で、ブランケットと一体化する、休日 昨夜編み終わったショールの糸始末を放りだし買い置きしていた綿の糸で、作り目をはじめる近所の買い物用の、伸びる編み地のエコバッグ迷わず、ラベンダーとミントグ…

ぽっかりと空いた17時台降りつづく雨と冷房で、わたしの場所は肌寒い 机の上のアイスコーヒーはそのままにお湯を沸かし、スパイス・ティーの箱を出す20センチほど開けてある窓にふと目をやると、曇っていて驚いた部屋の中と外で、差がありすぎるのだ 最後の…

降りしきる雨のなかスーパーで花を、3束買い自分の店まで歩く 花を包む透明のビニールに、水滴がついて持ち直すと、弾け飛ぶなんということもない、いつもの道だけれどすこしだけ心愉しい 給湯室でビニールをはずし一輪挿しの撮影で飾る分を、分けるあとは、…

予約のお客さんがいない時間、というのが今週は、ある ふたつの窓をいったん閉め、給湯室のポットに水を足し、スイッチを入れシュー、という音を背にして、グリーティングカードを手に取るうちには、誕生石と誕生花、そして星座のカードがあってなんでもない…

茅の輪をくぐる 例年、混んでいる神社だけれど今年は人もまばらで、皆が軽装茅の輪の前にも、列はできていない 水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶというなり 黙唱しながら輪をくぐるわたしの後ろから忘れちゃった、なんて言うんだっけ、と母の声が聴こえ…

紫陽花の季節 毎年、わたしはあるお寺に紫陽花を見に行っているけれど今年は悩んだ末、諦めることにしたまとまった時間バスに乗ることが、どうしても憚られるからだ 公共交通機関も、外食も、まだ解禁できずにいて東京で働く恋人とも、半年以上会えていない …

雲が晴れ、大きな窓から光が差し込んだ瞬間自分の場所を、本当に美しいと思う 初めて、瓦礫だらけのこの部屋に来たときなにより心ひかれたのが、窓だった大通りに面した北側と、中庭に面した東側にある窓はどちらも大きく、両方を開けると風が通り抜ける 水…

夏じゃない、まだ夏じゃないそう念じつづけてきたけれど、まあ、夏だね 行き場のない気持ちをワンピースとピアスに託すこうなったら、この陽射しを謳歌しようじゃない とはいえ、寒さに強く暑さに弱いわたしはすでにもう、ぐったりしているわけで 店、これか…

日曜日店で、きのうやり残した仕事を終わらせ窓につく雨粒を眺めながら、アイスコーヒーをカップに注ぐ ほの暗い店が、不思議に心地よくてそのままデスクで『若草物語』を読むI・IIを合わせた新版が出てから、一冊、自分のものを裏に置いているのだった 現代…