便利なかわいい子
よく行くカフェは、どこも傘立てがないので
実際、とても役立っている

ぜんぜん長野っぽくないけれど、
安曇野の風景を思いだす
ものが、思い出とともにある、というのは
わたしには大事なことだ


どんなに、ほかにやることが沢山あっても
夕方17時ごろから1時間半から2時間ほどは、
集中して机に向かうことにしている
数分でツイッターと、仕事のメールなどをひととおり確認してから
スマホを閉じて、スタート
店のSNS向けの文章を書いたり、資料を読んだり
余裕があるときは自分のための書き物をしたり
最近はその時間を、イベントの準備に充てている

この時間がないと、全体がうまく機能しない
午前、午後、深夜、そしてこの夕方で
やる仕事の種類をなるだけ変えているのだけれど、
夕方のパートは精神的に、柱になっている気がするな

カフェは、気分も変わるのでいい
凪の時間をくれる場所

 

実は、来年の春からもうひとつ、
おもにオンラインショップの仕事のために、小さな部屋を借りることになった
鍵の受け渡しは先でも、契約は今月中にしなくてはならず、
なんであまりにも忙しい今なんだ、と、自分でも思うんだけれど
これはという機会だったので仕方がない

これだ、と思う出会いは、さっとつかまえて離さないことが大切だと、
長かった留学生活と、店の立ち上げや経営を通して、強く思うから
うん、今なんだよ


部屋が空く日、最初はそんなに先なのかと思ったものの
正直、今月来月は考える余白がない状態が続くので、ちょうどいいかも
年明けくらいからすこしずつ、いろいろ揃えたりしたいなあ
ちょっと先の楽しみ

カフェのかわりになるのかならないのか
まだわからないけれど、いい場所にしたい

 

今週は、あまりにも仕事が多すぎて
ずっと作業をしても、手が回らないことが出てしまいそう

1日は24時間で、わたしはわたしひとりなのだから
いいかげん諦めることを覚えないといけないね
全力でも無理なものは無理です


来月、職場訪問の中学生が店に来るんだけれど
こうして日々必死なわたしは子どもたちに、なにを見せてあげられるだろう
そんなことを思いながら、きょうの午後パートは、
四つの大きな箱を開け、ひたすらに検品した

煩雑なあれこれをかき分けて、
暗闇を照らすランプのような、たしかな光を追っている
それを、どう言葉にすれば伝わるだろうか


まあ、それはそれとして
今はまず気を確かに持たないといけないな
ひとつずつ、目の前のものをちゃんと見なくては

目の回るような毎日に、
振り落とされることがないように