二週ぶりの、余裕のある月曜日
余裕があるはずが、あまり眠れずに早い時間に目が覚めてしまい、
朝からクローゼットの整理をすることに

なにをやっているのやら、と思うものの、
それでも、ゆとりを持って動けるのはうれしい
わたしなりの贅沢な時間


夏物のワンピースの中に
去年の今ごろセールで買い、ほとんど着ていなかったものを見つける
試着ができないままに注文したら、ウエストに伸縮性がないうえサイズが小さくて
格好よく着られず、泣く泣く仕舞っていたのだった

今ならどうだろうと恐る恐る着てみると、
お腹まわりにちゃんとゆとりができていて、驚いた
去年リングフィットを始めるまで、歩くほかはなにもしていなかったくらいだけれど
こうして楽しく着られる服が増えると、報われた気持ちにはなる

軽くやわらかい綿の、明るいオレンジ色のワンピース
今夏は、デスクワークのときなんかに、ゆったり着られたらいい

 

休みだった昨日は、アリ・スミスの『夏』をやっと開いたり
姪のセーターの袖を編みはじめたりもした

もっと編んでとせがんで毛糸玉を転がし、
長くなっていく袖口のリブを、飽きるまで観察する姪
すこし大きなこのセーターが、ぴったりになる頃には
彼女とは今のように頻繁には会えなくなっているはずだ

そう意識すると、わたしを見つけるなり矢継ぎ早に一緒にやりたいことを並べて
ぜったいに逃がさないぞという気迫を見せる姪に、
今あげられる時間はあげたいなと、思う


それにしても、このセーター
腰を痛めて編み物を休んでいたので、なかなか進まなかったうえ
首のあたりが小さくて、調節が必要なのだけれど
ふたり目の姪が生まれてくる前に、ちゃんと完成するかしら

たまには違うものを編みたい気もするけれど、
まずは、目の前のものだねえ