お客さんがいない隙間時間
店のライブラリに、最近気に入っている曲をいくらか加えた

個人のSpotifyとは、重なってはいるけれどすこし違う並び
なるべく耳触りがよい声と音、落ち着くテンポのものを選ぶので
ときどき、角があるなあと思うとその曲をリストから外すこともある

お客さんの邪魔にならないようにというのは勿論だけれど、
なにより、これを聴きつづける自分のため
700曲以上あるといっても、50時間も経たないうちに一周するので
ずっと聴いていると疲れてしまうのだった

むかし、東京にいた頃
音楽が原因で、働いていた店にいるのがとても辛かった時期があったけれど
いまは、自分が好きなようにできるからね
調整、調整


いろいろあった一日
最後の時間にいらっしゃった優しいお客さんと、
ささやかなこういう時間に支えられた気がする

 

 

最近よく聴いているけれど、
店のライブラリには入れにくかった一曲
そういう曲はそういう曲で、ひとりの時間には貴重な存在だ

近ごろは、スウェーデンのミュージシャンの方々を
知る機会が増えて、うれしい
北欧はアイスランドノルウェー勢が強いわたしのライブラリに新風

 

まだすこし先だけれど、イギリス出張を決めた
現地でやりたいこと、そしてやらなくてはいけないことの多さに
さすがにこのあたりが限界だと思ったのだった

けれど、決めたら決めたで、
ロンドンでいつも泊まっていたアパートがその期間は営業しておらず
手が届く値段のホテルを探すという難題が待っていた
ロンドンの物価高は、ホテルの価格にも及んでいて、
五輪のときより高いのではと、困惑
いったい、いつまでこんなことが続くのだろう

それでも行くのだから、
できる範囲でめいっぱい仕事をしないとな
国を跨いだ移動はなくして、しっかり時間は取るけれど
ちゃんと計画を立てておかないとわけがわからなくなりそう
一日に予定が三本立て、などというスケジュールを組み
しっちゃかめっちゃかになっていた以前の反省を踏まえて
安全に、ほどほどにがんばります

宿泊先も決めた今は、とてもスッキリした気持ち
ここからできることは何でもやってきた、二年半を経て
ようやくの再始動だ

 

それにしても、展示会のお知らせメールに
Christmas is coming、とあって慄いた
まあ、仕事のスケジュールとして言いたいことはわかるんだけれど、
さすがにまだ来ません(と、思いたい)

来るべき秋冬に備える
まずは、いまを、大切に