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仕事場近くのカフェのチャイラテの味が、
大学のカフェのものに近いということに気がついてから
ずっと、こればかり飲んでいる

ロンドンの大学の、やたら粉っぽいチャイに似ていると言われても
カフェとしてはうれしくないだろうけれど
わたしにとっては、思い出の味だ

1.7ポンドで飲めるSpiced Chai
いつも、授業のまえに課題をやっていた、
特別なことはなく、でも居心地の良い、大学のユニオンのカフェ
あの場所はいま、どうなっているのだろう

 

さて、物流に問題が起きている世界情勢を、
これでもかと反映している輸入業
うちも、現行品とヴィンテージともに、散々に煽りを受けている

なにひとつ思うようには進まないので
とにかく、店に穴を開けないよう、少しずつ仕入
そうしたところで、止まっている荷物が動いてくれるわけでもないけれど、
リスクを分散するしかない

まあ、でも、これはこれで
どこもかしこもギリギリの、いまのご時世を生きているということか
いつか、この日々を、
笑って、懐かしく振り返ることができることを祈るよ


こんな今だけれど、
きょうは、美しいジャガード織りのティータオルを取り寄せた
展示会のサイトに、写真が出ていたのだけれど、
ひさしぶりに、たった一枚の写真で
これは扱うことを検討したいと思う出会いだった

オーストリアの老舗だということも、うれしい
個人的なことを言えば、ドイツ語を使う機会にもなるし
そもそもオーストリアは、去年2月の出張で訪れたものの、
結局、取引先を作れていないのだ

うちみたいな小さな店、
しかもティータオルだけとなると、難しそうだけれど
実物を見てやってみたいと思ったら、できるだけのことはしよう、と
ちょっと張り切ってみたり

 

ツリーを出す余裕もない今週
雑貨店を持つ者が、これでは、と思うものの
わたしの師走らしくもある

日曜は二週間ぶりの休みだから、
片付けをして、クリスマスの準備だ