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そろそろ、こういう色も季節に合わなくなるかしら、と
何年も着ている気に入りのブラウスに、
先月セールで買ったばかりの緑のキュロットで、仕事場へ

冬が好きで、冬の服が好きなのに
いざ夏服から離れるとなると、寂しさを感じるのはなぜだろう

 

発注を終えていた、2022年のカレンダーは
数日前にスウェーデンを離れ、今週には届くらしい

一昨年から使っている、
取引先で今は友だちでもある人が表紙を担当しているデスクダイアリーも
自分のものと販売用を合わせて、数冊だけ注文した
中の読み物ページがスウェーデン語なので、
これは毎年、店頭にひっそりと置いてひっそりと売ることにしている


きょうは、クリスマスカードも発注したし、
今週中には、ツリーのオーナメントについても考えないと
まだ2021年は4ヶ月、つまり3分の1もあるというのに、
それが来年への準備のための期間のように思えてしまうのではと、恐ろしい

この仕事をしていると、仕方がないことではあるけれど、
頭のなかの感覚と、皮膚で感じる季節を離したくない
そう、いつも思っている

 

荒れ果てていた肌を、けなげにケアしつづけて
やっとよくなったとほっとしていたのも、束の間
左目の下に、ぷつぷつとふたつ水疱ができてしまって、痛む

次から次へと不調が現れては、
ストレスだろうと言われる日々
そりゃあ、こんな状況下で輸入・小売業などやっていれば色々あるけれども
そもそもストレスとは、と、問いたくもなる

気持ちを強く持って、そして鈍くいるよう、
なんとしても自分自身に暗示をかけるくらいでいかないと
とてもじゃないけど今、店なんて続けていられない
不調と付き合いつつ、気持ちを前に向けるしかないのだった


窓を開けると、頬に触れる空気がひやっとして
すでにやってきている秋を感じる
いや、でも、あまりにも早くないだろうか

進む季節
置いていかれないように、気力を振り絞る

体調を崩さないようにしながら、
まずは、秋の風物詩、カレンダーの検品だ