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雑貨店の店主、という一応の肩書をもつ人間の
雑然、以外の言葉で形容しようのない日常風景

店にあるデスクは大抵いつも物でいっぱいで、
わたしは仕事がちゃんとできればそれでいいんだけれど
お客さんのイメージを壊していやしないかと、不安だ

見た目より中身だよねと思いつつ
仕事上、見た目だけでも優雅にいた方がいいような気もするぞ


届いたばかりのマグカップ
この週末で、結構な数が旅立つことになった

並んでいる様が美しい、という理由だけで強気な数のオーダーをかけたはいいものの
頑張ってイギリスとほぼ同じ価格まで持っていっても、やはり高価なので
同じように美しいと思ってくれた方がこれだけいるのだと、嬉しい

この状況では店頭に来られない方もいるのでは、と
メールでのオーダーも、今回はお受けしたのだけれど
やりとりの中でそれぞれ様々な内容を書いてくださって、それも嬉しかった
もちろん、通常の販売よりずっと手間はかかって
でも、手間でははかれない、得がたいものがそこにある

たくさん入ってきたから、まだまだここで見ていられそうだし
こんな風に店に立つのが楽しみになるような商品を、新しく扱えるというのは
わたし個人にとっても、本当にいいことだ

 

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仕事ばかりの毎日でも
ふとした瞬間、ささやかな美しさに、心を動かされる

すでに“AW21”、つまりクリスマスオーダーがちらつくこの頃
それまでにいったん、休みを取ろうよね

実店舗と通販と、仕入れ、それから打ち合わせ
とにかく、来週が終わるまで
走って走って走る、という感じだけれど
今は、がんばりどき