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鋭く、赤っぽい色だった芽から
あざやかな緑の葉が出てきた、紫陽花

日々、急ピッチで葉を増やしていく様子が、ほほえましい
でないと、初夏に間に合わないものねえ

季節は、容赦なくすべてを押し流していくけれど
だから、芽も葉も花も、美しい

 

ずっと心を傾けていた仕事が、一区切りしたので
きょうは、夕方に髪を切りに行った
もともと短いから整えたくらいで、そう変わるわけでもないんだけれど、
気の持ちようなのか、なんとなくさっぱりした


今月の前半は、思えば、
今の自分にひたすらに向き合うようなときだった
好きだし憧れもするけれどわたしには合わない、ということや
逆に、自分にとっては当たり前すぎて嫌だったけれど大事にしたほうがいい、ということを
ひとつひとつあぶり出して、試して、確かめていけた気がしている

背伸びをしない、ということについてずいぶん考えたので
力不足を感じて、苦しい思いをした一方で、
目標とするところが明確にあるということにも、気がついた
地に足をつけて、そして誠実であるというのは本当にむずかしいよ

日記に書くとなると、抽象的な話に終始するほかないんだけれど
こういう時間を今過ごすことができて、よかったな

 

 

ノイズキャンセリングのイヤホンがつくる静寂に、
すうっとこの曲が乗る瞬間が、今、いちばん大切
頭のなかが、どれだけ荒れた状態でも、
きちんと凪がやってくる

こういうとき、わたしを救ってくれるのは
やっぱり、音楽なのかもしれない