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臨時休業の、12月24日、木曜日

実は、クリスマス・イブだからというわけではなく
来週の月・火を臨時営業にして、今週は余裕を持ちたかったからだけれど
いろいろな人のことを思うこの日に、
いつもの木曜よりゆっくりできるというのは、いい

 

夕方には、すこしの時間だけれど
妹と姪がうちにやってきた

姪は、ケーキのいちごだけをぺろりと食べて、追加を要求し
わたしと母が大きな靴下いっぱいに用意したお菓子を全部、
大事そうに別の袋に移しかえ、絶対に持って帰ると言った
その瞬間、手放したくないものに全力な姪が、
今のわたしには、なんだか眩しかった

それにしても、先日からツリーの飾りを、なぜか次々窓側に移し替えるので
なんで見えないほうに飾るのか、不思議に思っていたけれど
今日よくよく話を聞いてみたら、サンタさんが来るから、ということだった
窓から来るサンタさんに見てもらいたいのかな

もちろん、生まれたときからずっとそうなんだけれど、
姪には、姪が見ている広い世界があるんだね


店が明日からセールで、その準備もあるので
結局、仕事をしている時間の長い日だったものの
それなりのイブらしさ

妹から、プレゼントにもこもこスリッパをもらっちゃったしね
イブや当日に、誰かにこんな風に贈りものをもらうのは
けっこうひさしぶりのことかもしれない

 

 

A Charlie Brown Christmas
もう10年以上も前から、クリスマスといえばこれ
今年もなんだかんだで、しっかり聴いた


クリスマスには、毎年
これまでに出会ってきた人たちのことを、考える
あちこちの国、あちこちの町で
それぞれの人生をまっとうしている人たちのこと

今年は、とくに、こんな年だったから
ヨーロッパどころか、年に数回訪れていた東京も、とてもとても遠かった
会いたい人たちには当然会えなかったし
会いたい気持ちすら、わたしは、
それぞれの状況を考えれば考えるほどに、なかなか言葉にできなかった

だから、より強く
それぞれの幸せを、願う
一瞬でも長く、苦しさから逃れて、
あたたかい部屋で眠っていることを、祈る

独りよがりだったとしても
ただ、どうか、と