出張前最後の営業日が
とにもかくにも、終わった
前回の出張から帰ったのが、9月18日
それから4ヶ月、
かなりの割合の取引先のものを発注したこともあり
切れ目なく、ひたすらに働いた
出張と出張の間がこれだけ空くのはめずらしく
その期間、ずっと限界に近い忙しさが続いていたので
ただ出張に行くだけなのに、しみじみ
今は、仕入れの固定ルートがきちんとあるので
ヴィンテージ品も、日本にいても画像を見て買い付けている
店をはじめた頃には、なかなかできなかったことだ
このやり方だからこそ、コンスタントに手に入るものもあって
だから、商品点数を維持できるわけだけれど、
それでもやっぱり、出張で実際にものを見て決める、というのは
とくべつな緊張感と、高揚感がある
とくにこの季節はつらい環境で、
集中して何千何万というものを見る、過酷な仕事
始まる前のいまは、その時間が恋しく、楽しみでたまらない
ともあれ、今回はヴィンテージ関連の仕事がいつも以上に多いので
本当に身体を大事にしないとな
無理と思ったら休む、きちんと眠る、熱を出さない、が目標
達成するべく意気込んでいるけれど、どうなることやら
新しく、在庫を置くための大きな棚を作ってもらったので
今週、これまで使っていたファイルラックを処分しなくてはならず、
古いカタログなどを、ずいぶん整理した
そんな中でも、やっぱり
もう使わなくても取っておきたいというものは多くあった
小売店向けの美しいカタログを手にしたときの、はずむ気持ちや
美しいものを作っている人たちに対しての尊敬
この3年で、わたしには、
また、捨てられないものが増えたんじゃないかと思う
取引をしている会社は
実はもう、30社近くにもなる
これからも、もちろんすこしずつ増えていくけれど
それでも、3年前、店も名刺も持たなかった頃の思いを、
忘れることは、ずっとない
さて、気持ちを新たに
最初に向かうのは、慣れ親しんだロンドン
ヨーロッパでの3週間
今回も、想像もつかないことばかりが
きっと、待っている