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デスクワーク、のち、ネイル、
のち、またデスクワーク、銀行回り、
そしてスウェーデン

バタバタ駆け回った
ひとりで仕事をしているからこその、一日


きのうは、夜中までかかって
ネイルのデザイン画像をがっちり作っていた
好きなことのためなら睡眠を平気で削るこの姿勢、
いい加減にしなければと思いながら、なかなか変えられない

まあ、でも
ネイルは癒しだから、と
言い訳にならない言い訳

えんえんお喋りをしながら
わたしの画像通りに色を用意してくれたネイリストさんに
いまさらながらにちょっと感動してしまう
いつも本当に付き合ってくれてありがとう、、、

 

しばらくぶりのスウェーデン語は
きょうから、新しい先生だった
ただでさえ人見知りなうえ、
いい人だといいな、と、期待と不安でいっぱいになるので
初回は毎度、緊張で頭のネジが飛んでしまう

けれど、きょうは
新しい先生が明るく、ニコニコしてくれて、
とても話しやすい人だったので
空回らず、全力でアクセルを踏めた気がする

先生は、北部の出身の人にしては相当な早口だったけれど
きみにはスピードをゆるめず普通に喋る、と言ってくれて
それがいちばん嬉しかったな
あと、日本語がきっとペラペラなのに、
いっさい日本語で助け舟を出さないというのも良かった
わたしが必要としているのは、そういう先生なのだ


先生に、わたしのスウェーデン語は率直にどう?と聞くと
これまで長いことメールでやりとりしていたけれど
ほとんど直すところがないので驚いた、
ただ喋るとあちこち単語が抜けていたりはするね、
それは練習次第だからがんばろう、と言ってくれて
お世辞込みでもけっこう率直だなと有り難かった
ちゃんとがんばります

それから、わたしの発音は
自然で理解ができるのにどこの方言でもない、と首を傾げていて
これは歴代の先生たちに言われてきたことだから、
やっぱりそうなんだなと面白かった
最初にロンドンの大学でスウェーデン語を習った先生が
音声学が専門で、徹底してニュートラルに喋っていたことと
ロンドンで親しくなった友人がスウェーデンの北の果ての出身、
その後最南端に近いルンドに留学、
さらに訛りが強い地方の森のなかの学校へ行くも
さまざまな地域から集まってきた学生たちと共同生活、という
バラバラな方言を聴く日々を送ってきたことが原因で
結局どの方言もわたしには定着しなかったわけだ

このことを、寂しく思う日もあるけれど
でも、わたしの経歴が話し言葉に出ているとも言えるわけで
やっぱり、愛しくも思う

発する言葉が、その音が、
人生を映すということ

 

ともあれ
今度の先生は学生さんではなく、日本に来て足掛け10年
京都の大学も出て、すでにフルタイムで働いている人なので
きっと、長い付き合いになる
その人が、この人でよかった、と思うよ

忙しいって言ってないで、
もっと、もっとがんばりたいな
わたしは平々凡々、
きちんと時間を使わないと、何もうまくならない

そう、決意を新たにしつつ
まずは、いまの自分のスウェーデン語とともに
スウェーデンへの出張だ