(※きょうの日記は公演のネタバレを含みます、
これから行かれる方がいらっしゃいましたらお気をつけください!)


ほぼ年に一度の楽しみ
関ジャニ∞のライブに、今年も、行ってきた


意外と言われるけれど
わたしは、そもそもアイドルが好きだ
だけどそのなかでも、とくに関ジャニが好きなのは、
同年代の、それも関西のお兄ちゃん達というのもあるけれど
なにより、彼らが、楽器をやっているからだと思う

なんといってもアイドルなので
楽器は、色々事情はあれど、
本来、こんなにやらなくてもよかったはずだ
けれど、それでも高いレベルのものを見せようとする姿に
そして、その楽器を置いて、踊ったり駆け回ったりする姿に
わたしは、いつも、胸を打たれる

いくつものことを、手を抜かず同時に、というのは
もちろん、いつだって、簡単なことではないから


今回は、15周年のライブだったので
(名前はそのまま“十五祭”だ)
また見たいと思っていた曲や、一度は見てみたいと思っていた曲を
たくさん見ることができた
いや、本当に、なにかが成仏していったような気がするよ

フル尺で踊る曲を思いきり見せてくれたうえで
アンコール前の最後はバンド曲を立て続けにやって締め
シングルになっていない人気曲が多い構成だったぶん
アンコールでは、15曲にも及ぶシングルメドレーをやってくれた

体力の限界に挑むようなセットリストで
誰かが倒れてしまうのではないかと、本気で心配もしたけれど
パフォーマンスはもちろん、
選曲からすでに、ファンを楽しませようという気迫を感じた
とても、とても良いライブだった

 

妹に連れられて
はじめて行った関ジャニのライブは、“十祭”
グループの10周年、ちょうど5年前のことだ

はじめてのジャニーズのライブ
なにからなにまで、驚くことばかりだったけれど、
いちばん驚いたのは、アイドルの域をはるかに超えた、
すばるくんの、声だった

そのすばるくんは
もう、グループにいない
ファンの方が、それぞれ、思うところがあるように
わたしも、気持ちを埋められずにいた


1年前、すばるくんが最後にテレビで
グループの一員として歌ったのは、LIFE、という曲
まっすぐで、決意のこもった、忘れがたい演奏だった

今回のライブでも
彼らは同じ曲をやってくれた
すばるくんの声は、そこにはなく
去年のことも思い出すから、喪失感はいまだに消えないけれど
それでも、6人での演奏を、歌を、
わたしは、とても格好いいと思った

今回、ビックリしたのは、
モニターに、過去のライブの映像が同時に流れたことだ
メインボーカルだった人が、ここにいないのに
いまと過去を、彼らはど直球で重ねてみせた

この演出には、賛否両論あるだろうけれど、
自分たちが曲とともに過ごした時間を大切に
なにもかもを引き連れて、決然と歩いていく
わたしは、このグループのこういうところが好きなのだなと
しみじみと、思う

 

いろいろな報道もあるけれど、
そりゃあ、彼らもアイドルである前に
わたしと同年代の人間なのだ
なにより、きちんと人間らしい生活ができることを祈っている

それで、できれば
また、最高のライブを見せてほしいな
これは、毎回かならず言っているけれど、
ライブでの彼らは本当に、テレビの100倍格好いいんだよ

“ここに”という、すばるくんの脱退後の曲を
メッセージがあまりに強すぎて、直視できていなかったわたしだけれど
6人の声がしっかりと聴こえる、生演奏で映えるいい曲だなって
きのうは本当に、思った
“降り出す雨に打たれて 始まるんじゃない 始めるんだぜ!!”

 

湿っぽく色々書きましたが
今回も、妹は、大倉くんのお顔をひたすらに褒めていて
わたしはそのことに癒されました
そう、関ジャニ∞はなんといってもアイドルなのだ

ちなみに、わたしは皆好きですが
丸山くんが一等好きです
意味のわからないところが大変よいと思う(褒めています)


体調が思わしくなく、少しでも涼まなければ大変だったために
ペンライトではなく扇子を手に持ち、振っていて
まわりからは浮き(そもそも何もかもが浮いているけれど)
妹には「お姉ちゃんが完全に貴族」とさんざん笑われましたが
めちゃくちゃ楽しかったです

来年も、こうして妹と
一緒にライブに行けたら、いいな!