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ふたたびのイギリス
慌ただしい日々に、逆戻り

とはいえ
わたしはいつだって、慌ただしい気もするけれど

 

きのうは、午前いっぱい事務作業をして
その後、ロンドン市内で仕事
そして、きょうは一日、
ライという、小さな町で仕事だった


初めて、ライを訪れたのは
2010年7月のこと
わたしがイギリスで暮らしはじめた月

それから、大学の在学中
何度も、ほんとうに何度も来たけれど
ずっと変わらず、大好きな町
陶器とヴィンテージの町でもあるわけなので
こんな風に仕事でも来られて、幸せだ


もろもろを終え、ちょうど晴れてきた空を見上げつつ
いつものように、教会の塔へ
狭い階段を、ゆっくり、注意深く上る

ライいちばんの眺め
ここへ来ると、さみしさがすこしだけ、
剥がれて飛んでいくような気がする


最初に訪れたとき、口ずさんでいた、
耳をすませば』で雫が歌う、カントリー・ロード
きょうもやっぱり、頭のなかで繰り返し
もう、風景に組み込まれているんだろう

“ひとりぼっち おそれずに
生きようと 夢みてた
さみしさ 押しこめて
強い自分を 守っていこ”

 

きょうは、仕事のほうは
正直、収穫がいまひとつ

せっかく行ったのに、とは思うけれど
今回の出張はずっと、わりに調子がよかったし
こんな日も出てくるかと、のんびり構えるしかない

いつもの場所、いつもの人のところへ行ったとて
いつもいい出会いがあるとは限らず
けれど、いつものコースも辿らなければ、
あまりに打率が低い、というのが
この仕事の、難しく、やれやれというところです


出張は、あと中三日
明日はまた地方、あとの二日はロンドンにいる予定

なるべく、気をらくにして
きちんと目をひらいて、過ごすこと