仕事で訪れたアイントホーフェン
なにげない一瞬に、心を撫でられる

2週間の日程の、終わり
疲れがたまって身体が重く、
それでも、目に映るものは、ちゃんと美しい



きょうは、とにかく多くのものを見た
あまり詳しくは書けないけれど、
自分の考えかた、というか
なにを突き詰めていきたいのか、ということを
見直す、よい機会だった

たとえば、わたしは
コンセプチュアルすぎるものが、多分あまり得意でない
受け取る側がいろんな捉えかたができる、ということが
わたしにはとても大事だから


そうして
どんどん、細分化して考えていく
当初思っていたよりもずっと
店は正直で、その分、形づくるのがむつかしい

フッと、考えがかたまりで下りてくるような瞬間が
きょうは、何度もあって
月並みだけれど、見たいものだけでなく、
色々なものを見るのは大事なんだなと、思う



あっという間の2週間
今回は、ものすごく歩いて、色々な人と会ったわりに
あらゆるところで、うまくいかないというか、
ウーン…ということが多かった
わたしは、納得できなければ本当に話を進めないので
それが、しっかり仕入れに反映されてしまっている

けれどその分、いったん手許にあつめたものは
自信を持って、送り出す
そうやってやっていくのだと、
気持ちを強く固めた旅でもあった


なにはともあれ
体がもって、よかったな
オランダ後半は、ずっと風邪をひいていて
いつ寝込んでもおかしくない感じだったけれど、
そうはならずにここまで来れた

案外、ユトレヒトでいい出会いがあったので
がんばってみるものだと、しみじみ


夜には、アムステルダムからいったんロンドンへ
明日の朝に、日本への帰途につく

オランダでの最後の1日は
さて、どう過ごそうかな