午前から、ちょっと時間をつくり
三条のイノダコーヒ

観光の方で、いっぱいなことも多いけれど
ここは、やっぱり好きで、なんだかんだよく来ている
メモリアル・ルームは、なぜか大抵席が空いているので
選べそうなら、そこに通してもらう

所狭しと並べられた、ヴィンテージの珈琲道具
掛け時計の音が、小さな部屋に響く
音楽がかかっていないのも、この場所のよいところだ

きょうのワンピースは、70年代の日本のもの
考えて着てきたわけではなかったけれど、
この部屋だけその頃のように見えるかしらね、と
ふと、ふしぎな気持ちになった



デスクワークの、合間に
今度は、11月末、そして12月のことを考えている
うちは、とにかく遠方からいらっしゃるお客さんが多くて
メールや電話で、かなりの数の、
“この日は開いていますか”、という問い合わせが来るのだけれど
今週に入って、一気に12月のものが多くなったからだ

もう、来年の出張予定も組みはじめないといけないし
なんと慌ただしいことよ、と、思うけれど
まあ、学生だった頃はその頃で慌ただしかったわけで、
わたしは結局、ずっとこんな感じなのかもしれない


スケジュールをあらためて確認すると
11月末からの出張は
金・土・日・月に、大事な仕事が集中している

火曜と水曜は、もしかしたら休みが取れるのでは、
ロンドンは宿も高いし、どこかへ飛んでしまおうか、と
考えはじめて15分後には、
もう、リスボン行きの航空券を押さえていた
この思いきりのよさ、ほかのところに生かせないものだろうか

ともあれ
旅先として、どこよりも愛しているポルトガル
リスボンには、ちょうど、訪ねたいデザイナーさんもいる
1泊だけだけれど、とてもとても楽しみ


とくに忙しい予定の11月
もっと忙しくなっても、さらにいい時間を過ごしたい

どこまでも軽やかに
パワフルでありたいね