ほの暗い、お店で
休み前に届いていた本を、片づける

たとえ、商品でも
美しい本が並ぶと、それだけでうれしい
ボルヘス編纂の『バベルの図書館』シリーズは
わたしにとって、その代表のようなものだ


『バベルの図書館』はもともと、
ボルヘスが描いた、架空の図書館の名前だ
出口のない、無限数の六角形の回廊
書棚には、世のすべての本が収められているという

紙の質感まで美しい、国書刊行会の装丁は
物語のなかのその図書館を、
触れるたび、思いださせてくれる



きょうは、銀行で口座を作ったりだとか、
別の銀行に用事だとかで
昼下がりの時間が、吹っ飛んだ
仕事は仕事でも、こういうことがまだ結構あって
なかなか、腰を据えて作業ができない


夕食のあと、参考書をひらき、
ドイツ語の文法を、整理する
近ごろは、きちんと勉強をする時間が
平日はあまり取れないのが悩み

仕事をするなかで、それなりにドイツ語を使っていて
多分、それなりにはやれているのだろうけれど
やっぱり、英語やスウェーデン語と比べると圧倒的に地盤が弱く
仕方がないのはわかっていても、気になる

そうは言っても
こうして、自分で時間を作るしかないよねえ



今週末は、今度は
ハロウィーン関連の諸々もある

忙しくなりそうだけど
なんとか、すこしずつ