愛する友人と、ちょっとひさしぶりのランチ
お誕生日にと、春らしい花束をもらった
当日は、ちょうど出張で香港に行っていたからと
帰国後すぐカードも送ってくれたのに、花束まで
めちゃくちゃ忙しいはずだけれど、そんなそぶりも見せない
彼女は、ほんとうに、すごい
雪が降ったり、光が差したり、ころころ変わる天気のなか
美味しいパンケーキ屋の奥の席で、ゆっくり過ごした
なんでもない話が、いちばん愉しい
こういう、小さなあれこれをころころ転がして、愛でるような時間は
なかなか得られないなと、最近とくに思う
新しい話も、たくさん聞いて、話して
互いの大きな変化が、ちょっとこそばゆかった
きっと、今年も来年も、めまぐるしくなるだろうね
でも、きっと、たとえば来年の今頃も
こんな風に変わらず小さなことで笑っているだろうな、とふと思って
それが、なんだかとてもうれしかった
この10年、15年
いつだってそうだったように
わたしは、彼女の幸せを祈るよ
さて、わたしも
まずは、数歩先の未来のことを、考える
春は、無条件にあかるくていいな、と
もらった花束を飾りながら、思った