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引っ掛けて糸が出てしまった姪のセーターを、その場で直し
夜、大好きな自分のニットも直す

手とニットが傷だらけになるこの仕事
手はともかく、ニットはわりと簡単に直すことができるのでいい


作業をしながら、これを古着屋で買った日のことを思い出す
二箇所で仕事だったから、あいだと終わったあとにすこし時間があって、
ミッフィーミュージアムで姪へのお土産も買ったっけ
あの頃の姪は、まだ小さくて、
ぬいぐるみの耳をむんずと掴むので、可笑しかったな

夕陽で金色に光っていた、ユトレヒトの運河は
きっと今も、変わらず美しい

 

ツイートしたような気がする、と思って検索したら、あった
ツイッターは雄弁

 

 

今週は、日曜日も仕事
ちょうど、足したら8時間労働くらいで、
それで姪の相手もできたし、リングフィットもしっかりやったので
本はほぼ読めなかったけれど、上出来といったところだろうか

夜の時間が棚卸のためのリスト作りで溶けて
編み物ができないのだけは、しんどいけれど
年を越すために、まあ、なんとかやるしかないのだった


あまり、仕事の話ばかりするのもなあ、と思いながらも
目が回るような12月
これが、わたしの生活なわけで、
同じようなことしか言えない自分に、愛しさも感じる

考えられなかった日々を、すこしは越えたのか
2022年はこういうことをしてみたい、
そしていずれはこれを形にするために、種を蒔きたい、ということが出てきた
どちらにしても、ぼんやりと思いを携えて寝かせる時間がまだ必要なので
来年からが、ちょうどいい


ひとまずは、数時間先、
一日先を見ていないといけないわけだけれど

ともあれ
自分で光をつくれる来年になるといいね