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深夜に取っていた、自分のちょっとした勉強の時間を
早朝に移してみている

時差の関係で、夜にそれなりに仕事をしなくてはいけないので
ずっと完全な夜型で過ごしてきたものの
なんとか、変えられるところから変えないといけない、と
不味すぎる薬を飲む生活を経て、やっと決意した

わたしは自分を、まだまだうまく操れないけれど
まずは、無理なくできる範囲で

 

このところ、古本屋で買った、
『ヨーロッパ やきものの旅』という1974年の本を読んでいた
粗いところはあるけれども、60年代ごろの事情をうかがい知ることができ
知識や話題がふんだんに散りばめられているので、
とにかく調べたいテーマが増える本だった

著者の崎川範行氏は、応用化学が専門だったらしい
ブルーバックスのサイトに「宝石や野鳥の研究家としても有名である」
「その多彩ぶりは科学啓蒙書から『エジソン』などの伝記、
紀行文、童話などにも及ぶ」とあり、本当に多彩で笑ってしまった
素敵だな、いったいどういう方だったのだろう

いまは、この本のなかで気になったことについての論文を
いろいろ探して、ストックしてある
しばらく読むものには困らないね


わたしが通っていたイギリスの大学は、
卒業生にも在校生とほぼ変わらない論文検索の環境をくれていて
だから変わらず、ずっとこういうことを続けられる

それにしても、以前は紙に手作業でやっていた抜き書きを
いまはiPadの同じ画面で簡単に作れる喜びよ
つくづく、いい時代になったものだ

 

仕事が忙しい今週
雨の様子も見て、出入りしなければならず、
せめてすこしでも天気がよくなってほしいと、願うばかり

すこし先に、決めなくてはいけないことがあるときは
それに気を取られるほどあれもこれも散漫になり、生活が空虚になりがちだ
だから、短時間で集中して考えて、
考えることをやめて寝かせ、しばらくたってからまた短く考える
こういうトレーニング方法があったな、と、いう感じだけれど
とにかくわたしは、時間を区切らないと、全部が上滑りしてしまうから

ちょっと考えて、そして、手を動かす
淡々と、毎日を