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水曜夜に出張から帰り
木金土と、死ぬ気で働いて
やっと休めると思った日曜日の、朝5時
突然胃腸炎になった

髪と爪の予定を泣く泣くキャンセルして
そのまま1日寝込むことに
こんな風に休みたかったわけじゃないと、
がっくりして、月曜日


とはいえ、
まだ書類を作っていないと、恐れていた確定申告は
棚卸や仕入、経費(これは恋人の力が大きい)の計算を
12月、1月にほとんど終わらせていたので
あっさりと、ほぼ終了
申告書より準備が大変だという彼の言葉に、頷く

そして発注も2件済ませ
きょうはがんばった、さあ休もうという矢先
降りかかる通関と、レジのトラブル
とくにレジのほうは、どうにも長引きそうで
また、がっくり

この仕事をしている限り
休めることってないんじゃないだろうか
いやいや、どうしたものかねえ

 

実は、きょうは他にも様々なことが起こって
夜には、ものの値段について、随分たくさんのことを考えた

うちの店の、現行デザイナーのものの小売価格は、
現地と、それほど変わらない
もちろん、わたしがそれを意識しているからなのだけれど
正直、この国の輸入ものの常識からいうとかなり安く、
同業の方達からすると迷惑なのだろうと、躊躇することもある

けれど、いつも
これがわたしの考え方だからと、同じところに戻る
それを、きょうは、あらためて確認した日だった


この店でいくらで売っているか、というのは
気にする作り手と、あまり気にしない作り手がいるとは思うけれど
店、わたしの考え方と、相手への敬意を示すことにはなる
輸入送料や手数料はかかるけれど、それ以上はなるべく上乗せしない、
あなたが決めた”価値”のひとつである小売価格を尊重したいし、
それができる価格であなたはものを仕入れさせてくれている、と
伝えることには、なる

そして、わたしの取引先は
こういう姿勢を喜んでくれる場合が、多い
すくなくとも、これまで話をする中では、そう感じてきた

店頭で実際に販売するのは、わたしだとしても
作っている人が、絶対に、ものの中心にいるべきだ
そう直接、丁寧に伝えたいし、価格でもそれを示したい
と、いうこと


うちだって経営はらくではないけれど、
そしてこの値段でも、高い!とお客さんに言われてしまうこともあって
地味につらかったりもするけれど、
実際、どれも安いものではないことはよくわかっているし
ちゃんと、どういう点が特別なのかとお話して
それならという方が、うちでものを買ってくださるといいな

だけどわたし、本当は
作っている人がもっと利益を得るべきだと思うんだけどねえ
なんだかなあ、と、思います

 

まとまらないけれど
ちょっと、きょうは
思い切って、書き残す

長い時間が経ってから、これを読み返して
やっぱりわたしはこうだったのか、と、思いたい
それくらい、こういう考え方は変えずにいられたら、と
理想を、掲げて