■

何年かぶりに、ペンケースを新調した

黒か紺か、ほとんどわからないくらいの紺色
裏側には、名前を入れてもらった

ひょっとしたら、10年くらい使うかもしれない
どうぞ、よろしくお願いします、という気持ち

帰国してからは、このペンケースを携えて
さまざまなことを、ぐいぐいと進める日々
とはいえ、まだ4日しかたっていないわけで
われながらこの勢いは、すさまじい

年が明けたころは
どうしようかなあ、と、ただもやもやしていた
それが、こんな風になるのだから
まずやってみること、それからイメージというのは、大事だ

とにかく先が楽しみ、とワクワクする時間と
全然うまくいかなかったらどうしよう、と不安になる時間が
かわるがわる、やってくる

もちろん、何をするにもそうなんだろうけれど
わたしの場合、結局まえ働いていた業界に戻るので
そのむつかしさ、わずらわしい部分というのを、知っている
それは、もちろん強みとしての面のほうが大きいけれど
始めるまえから、憂鬱とたたかうということでもある

案ずるより、生むが易い、のかしら
のんびりと構えて、明るくやっていきたいのだけどね

どちらにしても
当面、自分の仕事は自分でつくる、と決めたのだ
わたしは、うまくいくにせよ、いかないにせよ
挑戦ができる、とてもありがたい環境にいるわけで
そういう人間は、シャキッとしているにかぎる

ここは、わたしの、ただの日記だからと
こうしてだらだら、甘えて書いてみたりして

明日は、朝いちばんから、大事な予定がある
どうかいい日になりますように、と
いまは、願うだけ