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なんとか、7月を走り抜いた

連休、通販、仕入、輸入貨物
この10日ほどは、よくなんとかなったなという仕事量だったけれど
ちゃんと終わればこっちのものなのさ


ケンブリッジから届いた箱を開けた瞬間
思わず見とれてしまう

このメーカーの紙製品に出会ったのは、大学時代のことで
通い詰めていた、ロンドンのある出版社のショップでだった
帰国後、自分が店を持つことも、
その美しい紙を作っている人たちと展示会で会い、取引先になることも
もちろん当時のわたしは想像もしなかったわけだけれど、
ときどき、それだけのことに、ぐっとくる

そっと、愛情を持ち続けると
期待していなかったご褒美のようなことが起こったりする
わたしにとって、このメーカーとの出会いは、
そういう類のものだったから


きょうは、新入荷のカップも届いたので
来週はこの紙製品とあわせて、検品の作業もある
やっと、検査をしたり検疫を通したり、なんやかやが終わって、
ほっとしたのも束の間、という感じ

それでも、届いたものが箱に詰まっている様子には
いつだって心を動かされる
4年が経っても変わらないし、きっといつになってもそうなんだろう

 

今週は、店が4周年だったから
これまでのことを、ふわふわと思い返したりしていた
小さな店にぎゅうぎゅうに詰まった、わたし自身の時間

そして、店が4年ということは、
初期からのお客さんは、4年間通ってくださっているのだなあ、と
あらためて感動したりもした
中学生や高校生が、入学して卒業する以上の時間だよ

そういう方たちに報いることができるように、
変わらないものも、新しいものも、見せられるように
持てるものをすべて使って、今後もがんばってゆく所存です


それにしても、先週から、よく働いたなあ
今夜は数日ぶりに編み物をしようとしても、
疲れがたまっていて、編み針が重く、まったく動かせなかった
気持ちはわりと元気なんだけれど

とにかく、明日だけは
なにも考えずに、休もう