これでもかとうなされて
ボロボロになって起きあがる、朝6時
あまりにも酷い夢だったので、途中でこれは夢だと気づき
なんとかして覚めようと、長い時間もがいた
起きたあとには、夢の内容よりなにより、
水底に沈められていたような重たい苦しさが、残った
外は雨
雫がひっきりなしに流れる窓ガラスは、まるで水槽で
この気分にぴったりだ、と、ぼんやり思った
午後、雨が上がった隙を見て、散歩
強い風に、みるみるうちに雲が流されて、
梅越しの空が青くなっていく
底がない、と思っても
まだ、花や空に気持ちが動かされるのは
いったいなぜだろう
すこし気分が上向いて、デスクワークに戻る
今週は、すこし余裕があるので、
確定申告の準備をしておかないといけない
一度目でぴったり計算が合い、
ひとまず、ほっとした
この性格がこうして、プラスに働くこともある
それにしても、前にも売上のことで書いた気がするけれど
去年の数字はあまりに状況を物語っていて、迫力がすごい
きょうは仕入の計算をやっていたのだけど、
月によってまったく数字が違うから、色々思い出してしまった
どれほど、先のことを考えると疲れるとはいっても
今、ここに店があって、問題なく続けられるということを
ただただ、ありがたく思う
梅と確定申告
巡ってくる季節を感じずにはいられないな
願いはひとつ
とにかく、穏やかに