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いっときはほとんど編み進められていなかった、姪のセーターも
やっと、仕上げの段階に入った

今夜は、パーツを縫い合わせる作業
平に置いて、もくもくと作業をしていると、
やっぱり、氷の森で民族衣装を縫っていた頃のことが過ぎる

当時はロンドンが恋しくて、
手を動かしながら、Coldplayの昔のアルバムをよく聴いてたな
いつだってないものねだり

 

月曜から、仕事に戻っているけれど
今週も店は閉めたままなので、いつもより時間に余裕がある

毎日早く起き、デスクワークの前に自室の片付けや掃除
もとが惨憺たる状況だったので、まだまだなものの
休み初日からやっていたら、まあ、すこしマシにはなってきた

それなりのゆとりを持てるというのは、こんなに良いものかと
朝、目が覚めるたび、新鮮に感動してしまう
これまでどんな働き方をしていたのかという感じだけれど、
とにかく、色んなことを軌道に乗せるため、必死だったのだ


そもそも今週は休業する予定ではなかったし、
小さな店をとりまく状況は、これ以上ないほど悪いことに変わりない
この先のことを考えると、心がざわつくけれど
そのざわざわは、今は聴こえないふりをしている

きっと大丈夫と、信じて
まずは、自分にエネルギーを蓄える時間をあげたいな

 

今年の冬は、本当に洋服を買わなくて
結局、古着の綿ニット一着だけだった

だから、と思ってセールを見ていたはずが
画面上を彷徨って最後に買ったのは、七分袖の花柄ワンピース
こんなに冬が好きなのに、
わたしも実は、春を心待ちにしているんだろうか


これを着るころには、どうか
もうすこし事態が収まっていてほしい
去年の春のことを、思い出しても平気なくらいに、
穏やかな日々になっていてほしい

叶わないかもしれないけれど
願うくらいは、いいでしょう