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店のそとのスペース
ここから見える、もさもさした銀杏の木が好きだ

やっと、すこしは涼しくなったけれど
まだ木々は夏のいろ


銀杏の緑を、視界の端で楽しみつつ
商品の三度目のテスト撮影
SNSで写真は撮り慣れているつもりでいたけれど、
なかなかどうして、うまくいかないことのオンパレードで
テスト撮影ばかりを繰り返している

あれこれとセッティングをしていたら
上階の設計事務所のデザイナーさんが声をかけてくれた
プロフェッショナルですねえ、と言ってくれて、
わたしは、本当のところ写真のプロでは全然ないんだけれど
手間を褒めてもらえた気がして、うれしかった


その彼女が働く事務所は
今月、ほかのところへ移転してしまうことになっている
仕事が増え、手狭になったからで、
おめでたいことなのだけれど、とても、とても寂しい

でも、実はうちも、この頃本気で移転を考えていた
結局、このビル以上に愛せる物件も、便利な物件もなかったので
まだまだここでやろうと決意を固めたわけなんだけど
三年経って、お互い仕事がしっかり育ったのだな、と思うと
やっぱり嬉しいかも

次の方とも、仲よくなれるといいな
来年、お隣さんが産休から戻ってきたら、
きっと、ますます賑やかになるね

 

むかし勤めていた店をはじめた上司は、
5年で、ようやく仕事が回りはじめたと言っていた
そうなんだな、そうなんだろうな、と
今になって、ようやく本当に身に染みている
知識も、感覚も、養うには積み重ね以外の方法はなく、
想像以上に膨大な時間が必要だ

こうしてやっていれば、2年先には
わたしも、すこしは違う景色を見られるだろうか


それにしても
だれにも雇われず、だれも雇わない、というのは
つまり、目の前のことを端から全部自分でやらないと、
まったく前に進めない、ということで
いい加減にしたものは全部、未来の自分が背負うということでもある

あまりにも仕事量が多く、
そんな当たり前のことをあらためて実感中
いや、仕事があるのだから、本当にありがたいんだけどね

 

週末には、恋人が
9ヶ月ぶりに関西にやってくる

1日半きちんと休めるように、なんとかしなくては
そう思うと、焦ったりもするけれど
その1日半、思い切り楽しむためだと思えば、
全部、がんばれそうな気がするよ