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愛しのサブ機になる予定の、iPad
きちんと触る時間がなくて、しばらく置いていたのだけど
ようやく動きだした

開封した瞬間には、他人行儀だったのに
フィルムを貼ってカバーをつけて壁紙を変え、
いくつかの設定をするだけで、自分のものに感じるから不思議だ

その設定ですらも、iPhoneを近づけるだけでほぼ終了
Wi-Fiのパスワードすらも必要なく、気がついたらもう接続されていて
いやいや、とんでもない時代だ、と感心してしまった

今の子どもたちは、どんな世界を生きていくのだろう
そんなありきたりな言葉が、ぐるぐる頭のなかを回る、
短い開封の儀


iPadは、仕事は仕入れとウェブショップ関連に絞って
あとは、勉強をしたり、動画を見たり、
編み物のパターンやピアノの楽譜としても使うつもり
まずはひとつひとつ、毎日仕事で使っているアプリをダウンロード
なかなか新鮮な作業だった

メールと、SNS
店のものも個人のものも、結局ひとつも入れなかった
メールに縛られるのは携帯電話だけでじゅうぶんだし、
twitterなどは、リンク先を読む時間を含めて日に30分までと決めているのに
iPadにアプリを落としたら、つい開けてしまいそう

うまく付き合っていきたいな
これからよろしくね

 

実は、店のレジに使っている一台以外でも
iPadを使うのははじめてではなくて、
ロンドンの学生生活では、手放せないものだった
ほとんど、論文と試験の過去問を表示する板みたいな感じだったけれど
ラップトップで読むよりも内容が頭に入ってきやすく、随分助かっていたし
スピーカーを持っていなかった頃は、部屋ではiPadで音楽を聴いていた

通っていたカフェのざわめき、ぬるくなったコーヒーの味、
ほとんど殴り書きの要点メモ、窓の外を通っていく赤いバス
iPadとともにある当時あたりまえだった風景を、なつかしく思うのは
この状況ではロンドンへ行くなんて夢のようだからか、
それとも


10月から、また、講義を聞くことになる
最近はオンラインコースが充実して、遠隔地からできることが格段に増えた
これではそのうち、留学の意義も問い直されかねない

Apple Pencilなるものが登場したわけなので
iPadで書き込みをしながら論文を読んだりもできそうだし
着実に、叶っていっているのだな
こうなったらいいな、と、思ってたこと

あの頃の自分の希望に、応えられるように
当時の未来に立つわたくし、本当にしっかりしなくては

 

さてさて
休みだったはずのきょうは、夕方からガチガチに仕事
あっという間に日付が変わり、まだまだこれからミーティング

それでも、日本にいながら
スカイプやメールで新しい商品の相談をして、
オンライン展示会にまで参加できるのだから
これも、未来だなあと感心してしまうな

あれもこれも、大変なときだけれど、
まずは、やってくる秋冬のために、走ること