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一昨日、ちょっと遠くの花屋さんで買った
よい枝ぶりのユーカリ

店のどこに飾るか、たいして考えず
わあ、いいなあ、と即決した
きょう自宅から持ってきて、その大きさに驚く
そもそも空きスペースがほとんどない店なわけで、
どこに置いても、とにかく邪魔なのだ

それなら、と、いちばん目立つ机の上へ
商品が隠れるので、ディスプレイとしてはだめなんだろうけれど
小さな個人店なんだもの、まあいいじゃない

まだまだ暑い毎日
ここだけ木陰のようだ、と、思う

 

先週から今週にかけて、
実は、ひとつ、大きなトラブルがあった
ピンチヒッターの担当者に、なんともいえない不信感を抱いてしまう案件で
うちにはとてもめずらしく、疲れることだった

それで悶々としていたら、べつの、新しい取引先からメール
開けてみると、一枚の画像が添付されていた
段ボールを入れ子にしてがっちり緩衝材を入れた、梱包済みの荷物の写真
それぞれの小さな箱に、中身の画像つきのラベルまで作って貼ってくれている
箱を開ける税関の人、
それから、ものを保管するわたしへの心遣いだ

彼らはうちがはじめての海外の取引先で
だから、こまごまと指南はしているけれど
梱包に関しては、わたしはなにも言っていない
わかりやすくなるよう包んでみた、無事に届きますように、という本文の言葉が
彼女の人柄を語っている気がした

気力を奪われることも、あるけれど
こうして与えてもらうことのほうが、ずっと、多い

 

先週は、一応店を閉めたりしていたのだけど
仕事にまったく終わりは見えず、ひたすらに圧迫されていた
朝まで作業をし、変な時間に眠ったりしていて
課題に追われていた学生時代のことをなつかしく思い出す始末

でも、それこそ学生のときみたいに
苦しくても、きちんと自分の足で走っている感覚があって
それだけですでに楽しいんだな、とは思う

集中できるときに集中して、眠れるときに眠る
これはこれで、店を開けている日にはできないことだ

休み、とは、とても言えないけれど
必要な、よい日々だったのかもしれないね


さて、そういうわけで
明日は、二週間ぶりのお店の日
ちゃんと喋れるかしらと、不安だけれど
二ヶ月休んだときでもなんとかなったのだから、きっと大丈夫だろう

背筋をきちんと伸ばして
また、自分の場所へ