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朝からの仕事を終え
いったん貸しアパートの部屋に戻って怒涛の梱包

腕が回らない大きな箱をなんとか抱えて
今度は、近くの郵便局へ
留学中、度重なる引越しで、
もう箱を持っての郵便局は絶対にいやだと思っていたのに
いまはこれが仕事なのだから、なかなか困ったものだ

気がついたら膝は青あざだらけで、腕も上がらない
出張中は、いつも、こう

 

中7日あったはずのロンドン滞在は
いつもに輪をかけて忙しなかった
水曜の朝と土曜の午後にすこし時間があったくらいで
行きたいと願う場所には、プライベートでは全然行けなかったし
仕事でも、諦めたところがいくつもあった

こんなにスケジュールと体力の配分がうまくいかないのは
ひさしぶりで、ずいぶん、反省した
まあ、そのぶんできたことも色々あるから
終わってから、トータルでどうだったか考えるけれど
いずれにしても、精神を削るのはよくないな


きょうは、16時ごろに荷物を出したので
その後ちょっと街なかに出て、お土産を買ったりした
帰りには、通っていた大学の近くのバス停で降りて、
いつもの本屋をていねいに見た

とっぷりと暮れた大学の前は、学生が行き交い
本屋のカフェにも、勉強している学生が大勢座っている
雑然としていながら、どこか静けさのある風景

こう余裕がないと、St. Pancrasの駅なかにあるHatchardsが
小さなわりに良いものが見つかるので、そこで本を買ってしまうけれど
やっぱり、本屋は大きいところをじっくり見たい
お店のためと、数ヶ月分の読書のため

 

その後、またさっきまで梱包とパッキングをしていたから
心身ともにボロッとなっていて
なんだか恨み節っぽい日記だけれど
ヴィンテージの買い付けがいつも以上にしっかりできただけでも
満点のロンドン滞在だったと思いたい

この数日お世話になったディーラーさんに
ありがとう、また5月にね、とSMSを送る
フッと肩の力が抜けて、ふわりと充実感がやってきた


あしたは、早く起きてパッキングの仕上げ
そして、マルタへ向かう

すこしの間、仕事を忘れる
明るい冬休みになるといい