f:id:lumi31:20190723015716j:plain

 

パリ・レヴュー
定期購読している雑誌は、これと、
TATEの機関誌だけだ


リディア・ディヴィスの、80年代のエッセイ
なぜ、ノートに細切れの文章を書くのか、という
根源的な問いに、どっぷりと沈む

衝動、にまさる理由はないにせよ
文章を推敲しながら、ほんとうは、
考えそのものを推敲している、という話に
愛する作家を、ほんのすこしだけ近くに感じる

いつも、言葉がすべてというわけではないけれど
わたしも、やっぱり、
書くことのこういう力を信じているから

 

きょうは、妹の誕生日
日曜だったきのう、すでに家族でお祝いはしたけれど
きょうも、妹は、うちに顔を出していた

よしもとの話なんかを、ぼんやりとしながら
彼女と同じ家で育ったことを、思う
うちの両親の教育は、極端といえば極端で、
だから、性格がまったく違うわたしたち姉妹だけれど
ものの考えかたに、絶対的な共通項があるのだった

妹がいなければ
わたしは、もっと、
人とはなにも分け合えないと諦めることが多かっただろう
こうして、お互いの人生に直接関係ない話をしているときに
ふと、そんなことを思ったりする


ともあれ
なるべく元気に過ごせる歳になるといい

最近は、自分が長く体調を崩したせいか、
願いが、みんなの“元気”に集約されているな

 

誕生日が多い7月
わたしの店も、そろそろ2周年になる

今年は、当日が日曜日なので
今週が2周年ウィークという感じ
いや、特別なことはなにもやらないんだけど


2年なんだなあ、と
しみじみしながらの1週間
自分なりの確認作業のようなことが、すこし、できればいい

いつも通りで、それでも新しい日常を
今週もちゃんと、建てていく