クラシックな足もと

日本製の、プリーツのワンピースは
先日、ユトレヒトの古着屋で見つけたもの
レペットの靴は、イギリスの大学を卒業した頃
セール真っ只中のパリで、買った

身につけるものも
時間とともに、ある



帰ってきて2日
予想を上回る、仕事のいそがしさ

きのう開梱した荷物は
ノートが注文の半数しか入っておらず、
空港に着いていて輸入手続をしている荷物は
インボイスに致命的な間違いがあり、保留
もう慣れたことだけれど、本当に、
スッと取引が完了する荷物というのは、ほとんどない

まあ、でも
今回は何が起こるかと、いっそ楽しみにもなってきた
いや、面倒は面倒なんだけど、!




お客さんがいなくなって、
ふっと静かになった、夕方の店
落ちるのが早くなった陽、灰色の光に
季節を、感じる

スピーカーから、隙間を埋めるように流れる、
Árstíðirのアイスランド語
空気が、身体に染み渡る液体に変わるようで
思わず、目を閉じた


静かに
頭のなかをからっぽにして
過ごす、3分間

きょう、そして、あしたのために
必要な3分だった